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ブライトリング雑学
ブライトリング(Breitling )はスイスの腕時計ブランドである。
クロノグラフ、ストップウォッチを主力として来た結果航空業界とのつながりが強く、無着陸世界一周を初めて成功させた気球ブライトリング オービター 3プロジェクトにスポンサードする等している。
略歴
1860年1月26日
- 創業者レオン・ブライトリング(Leon Breitling )がサンティミエ(Saint-Imier)にて産まれる。
1884年
- レオン・ブライトリングが時計工房「G. Leon Breitling」を開いた。
1884年
- レオン・ブライトリングに息子ガストン・ブライトリング(Gaston Breitling )が産まれる。
1892年
- ラ・ショ・ド・フォン(La Chaux-de-Fonds )のモンブリラン(Montbrillant )通りに移転し「Leon G. Breitling S.A. Montbrillant Watch Manufactory」に改名。
1914年8月14
日 - レオン・ブライトリング死去。
息子のガストン・ブライトリングが後を継ぐ。
1915年
- 腕時計クロノグラフを製造。
1927年7月30日
- ガストン・ブライトリング死去、1932年まで社長不在となる。
1932年
- ガストン・ブライトリングの息子ウィリー・ブライトリング(Willy Breitling )が後を継ぐ。
1939年
- イギリス空軍が大量のコクピットクロックを発注。
1946年
- 回転計算尺を付けたクロノグラフ、初代「クロノマット」発売。
1952年
- 回転計算尺を付けたクロノグラフ、初代「ナビタイマー」発売。
工場をラ・ショ・ド・フォンに残したまま本部をジュネーブに移転。
1962年
- マーキュリー計画のミッションMA7でオーロラ7号の乗組員スコット・カーペンター(Scott Carpenter )の私物としてコスモノートが宇宙に行った。
1969年3月3日
- ホイヤー・レオニダス(Heuer-Leonidas )、ハミルトン・ビューレン(Hamilton-Buren )、デュボア・デプラツ(Dubois et Depraz )の4社共同で腕時計用自動巻クロノグラフキャリバー「キャリバー11」(Caliber 11 )を開発、発表。
1975年
- クロノマットにクォーツモデル発売。
1976年
- ナビタイマーにクォーツモデル発売。
1978年
- ナビタイマーLEDモデル発表。
1979年
- ブランドをアーネスト・シュナイダー(Ernest Schneider )に引き継ぐ契約を交わす。
同年ウィリー・ブライトリング死去。
1982年
- アーネスト・シュナイダーはグレンヘン(Grenchen )にブライトリング・モントレ社を設立。
1984年
- イタリア空軍の要請に基づき、「クロノマット」の新モデルを発表。
1985年
-「エアロ・スペース」、「オールド・ナビタイマー(手巻)」発表。翌年、自動巻きモデルが発表される。
1994年
- アーネスト・シュナイダーの息子セオドア・シュナイダーがCEOに就任。
1996年
- 初代クロノマットのデザインを踏襲した「モンブリラン」発表。
1999年
- 全モデルに搭載されるムーブメントの100%クロノメーター化を宣言。
2000年
- 新工場“クロノメトリー”をラ・ショ・ド・フォンに建設。
代表モデル
クロノマット(Chronomat 、1946年発売)
- 初代モデルは回転ベゼルが計算尺になっている手巻クロノグラフ。
1975年にはクォーツモデルが発売されている。
1984年に発売されたモデルは回転ベゼルに4つのライダータブが付いた機械式自動巻クロノグラフ。
クロノマット・エボリューション(Chronomat Evolution )
- 回転ベゼルに4つのライダータブが付いた機械式自動巻クロノグラフ、クロノマットの大型ケース版。
リューズとクロノグラフ用プッシュボタンはネジ込みロック式で300m防水、18Kゴールドモデルは100m防水。
クロノマチック(Chronomatic 、1969年発表)
- 初代モデルは世界初の自動巻きクロノグラフ。
2005年に復刻版として再登場。
ケースの左側にリューズが配置されているのが特徴。
回転ベゼルはナビタイマーと同様に航空計算尺になっている。
コスモノート(Cosmonaute )
- ナビタイマーの24時間表示版。
初代モデルから2000年まで手巻ムーブメントが使用されていたが、2001年以降から自動巻きムーブメントに変更された。
エマージェンシー(Emergency )
- 121.5MHzの手動型航空機用救命無線機を内蔵し、ケースにある保護キャップのネジを外しアンテナをいっぱいまで引き出すことによって国際航空遭難信号を48時間発信する。
航空法第24条に定める航空従事者かつ電波法第40条に定める無線従事者でなければ購入できない。
購入後は航空機局無線設備としての登録を行い、年1回電波法で定める定期検査を登録点検事業者であるブライトリング・ジャパンにて行わなければならない。
モンブリラン(Montbrillant )
- 初代モデルは1940年代に製造され、ムーンフェイズやカレンダーを組み込んだドレッシーなモデル。
二代目は1995年に18金ローズゴールドケース、シルバーダイアルで発売され後に黒文字盤、及びステンレスケースモデルが追加された小型版の機械式自動巻クロノグラフ。
以前工場があった地、モンブリラン通りより命名される。
ナビタイマー(Navitimer 、1952年発表)
- 回転ベゼルが計算尺になっているクロノグラフ。
最初のモデルは手巻で、この時代のモデルを松本零士が愛用し「創造力の源泉となった」と語っている。
1969年に自動巻モデルも発表される。
一時LEDや液晶によるデジタルモデルも造られていた。
2002年には50thアニバーサリー限定モデルが発売。
その他
クラブ・ブライトリング
- 日本輸入総代理店であるブライトリングジャパンが発行するユーザー特典。
国内正規販売店で購入したユーザーにのみ無償提供されるサービスで、オーバーホール料金が通常価格の半額で受けられる他、定期会報の無料配布や新製品発表イベントへの招待や、東京と大阪にあるメンバーズサロンへの入室が可能。
時計購入時に入会申請すると後日、会員の証であるメンバーズカードが郵送される。
あくまで購入特典であり譲渡は無効とされ、住所以外のユーザー登録情報の変更は出来ない。
ワックマン(Wakmann )
- 1960〜1970年代に存在したアメリカ市場向けブランド。
アビエーション(Aviation )
- 1980年代初期、既にブランドを売却したブライトリング創業家が未だ保有していた旧製品のパーツをチューリッヒにあったOllech&Wajs社に売却し、そこで組立てられ販売されたモデルに冠されたブランド名。
ジン903(Sinn903 )
- 上記アビエーションと同様に旧パーツはジン特殊時計会社にも売却され、同社の903シリーズとして発売された。
現903シリーズはその後継モデル。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』